このセクションは本レポートのキモの一つとも言える部分なのですが、私がいきなり結論を言うよりも、いくつか例を出しますから、あなたなりに少し考えて、共通点を見つけてみて下さい。
古いレースから比較的最近のレースまで、いくつかサンプルをご用意しましたから、レポートの先を読むのを一旦中止し、考えてみて下さい。
題材は中央競馬の重賞レースに限定していますので、古いレースであっても、パソコンを開けばいくらでもデータはあります。
JRAのホームページがわかり易いかも知れません。
過去のレースも、レース名を入れればすぐ検索出来ます。
そしてご自分なりに、「もしかして、こういう事か?」というアイディアが出た時点で、先を読んでみて下さい。
あの、一応言っておきますけど、ろくすっぽ考えもしないうちに答えを見るような事は、絶対しないで下さいね。
ちょっと厳しい言い方をしますけど、自分の頭で考えようとしない人は、
いつまでたっても競馬に強くなりませんよ!
では、題材を発表します。
本来なら、当時の新聞や出馬表を載せて考えて頂くと実力がつくのですが、なかなかそこまで時間は取れないでしょうから、レース名と結果のみを。
なるべく誰にでもわかるよう、サンプルレースはG1レースのみに絞ってみました。
レース名を検索エンジンに入力するだけで、多くの情報が入手出来ますので、出来ればそこまでして頂くと、より効果的に競馬の実力が上がります。
特に注目して欲しいところは、サンプルレースに共通するある法則を見つけることと、私が優勝した馬の単勝を購入した理由です。
それでは、どうぞ。
【サンプルレースA】1992年 菊花賞
【サンプルレースB】1996年 天皇賞春
【サンプルレースC】2001年 ジャパンカップ
【サンプルレースD】2002年 有馬記念
【サンプルレースE】2003年 天皇賞春
【サンプルレースF】2008年 ジャパンカップダート
【サンプルレースG】2009年 有馬記念
【サンプルレースH】2010年 有馬記念
もちろん、まだまだ該当レースはたくさんありますが、キリがないのでこの辺で。
レースを列記する事が目的ではなく、勝負レースの見極め方をあなたにマスターしてもらうことが目的ですからね。
で、どうでしたか?
私が「勝負レース」と定義しているレースに共通する点、わかりましたか?
ズバリそれは「危険な一番人気馬が出ているレース」なんですね。
何もレース当日じゃなくても新聞やネットで、それは何日も前からわかる場合が多いです。
特別競争以上のグレードのレースでは、出走メンバーはあらかじめかなり確定していますから、その中で人気を集めそうな馬の中で「危険な人気馬はいないかな?」と探すことから、私の馬券術はスタートします。
危険な人気馬が一番人気になりそうであれば、そのレースが対象レースとなります。
その手法について、詳しくお話しますね。
−目次−