これからちょっと債権回収会社の内部までご説明させていただきます。
債権の流れや、債権回収会社との交渉など詳しくお話しますので悪いイメージはここで全て捨ててしまって一度まっさらな気持ちでお読みくださいね。
難しい言葉も出てきますが、無理に理解なさらなくても結構なので軽くでも読んでいただいてだいたいの内容だけでも頭に入れておいてください。
債権回収の流れ
まず債権とは・・・
債権とは、ある人が、別のある人に対してお金の支払いなどの特定の要求をできる権利をいいます。
債権を持つ人を債権者、債権によって要求を受ける人を債務者といいます。
債権は目に見えない"権利"を表す言葉ですが、債権を目に見えるようにしたのが債券です。
専門用語になりますがいままで、クライアント(消費者金融や公共料金の会社などですね)で回収できなかったお金を「貸し倒れ損」として償却(借金などをすっかり返すこと)を行なっていましたが、それを行うには、税務署の許可が必要で、「これ以上は債権の回収は不可能」と税務署が認めてはじめて償却が可能でした。
また、回収が出来なかった金額は、相手先に贈与したとみなされ、クライアントは、貸し付けた金額を回収できない上に、国に贈与税を認めなければいけませんでした。