第6章 大幅減額への交渉術

後日、返答がきます。本社の決算稟議が通れば、一括で支払いを行いますが、100万円では難しいという回答であれば、サービサー側から金額提示を言ってきます。

300万円を150万円までなら減額が可能とか。

そういう話になっていくでしょうが、がっかりすることなんてありません。
事実、すでに最初の300万という提示から150万円の借金が消えていっているんですから。

ここで納得がいかなければ、当然その旨を伝えますが、ここで大事なのはしっかりと月々の5000円だけは必ず支払っていくことです。

ここでその支払いが無くなれば交渉自体が決裂となりかねませんから、誠意は継続的に見せ、交渉の余地を残しましょう。

後に、サービサー側は再度和解案を提示してくるはずです。

戦略として、ここからは

「長引けば長引くほど、支払う体力が、どんどん弱くなっていくぞ」と思わせるように交渉していきましょう。

例えば、 「今後就職して生活も安定し、ボーナスも入ってくるから・・」
みたいな希望を持たせる事は事は例え本当だとしても絶対に言わない、という事です。

「就職が厳しく、親の介護もしなくてはいけないので、さらにこの先、生活は厳しくなっていく・・・貯蓄も尽き、不安だらけです」
ということを言った時、、どちらがサービサー側が金額を妥協し解決を急いでくるか、、、なんて事は容易に想像つきますよね(笑)

ということで、

電話だけの交渉でどんどん借金が減額できるんです。
ということは、交渉をしないと損だということですよね^^

但し、サービサーに債権が移ったから単純にラッキーとは思わないでくださいね。債権回収会社には、いろいろな債権を扱っているので、あくまで自分の債権が何なのかをしっかりと自分自身で把握することが肝心です。

その後、焦らずにこの流れで減額交渉していけば、あなたでも大幅減額できる可能性は大いにあるのです


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