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【2014年4月6日】第58回産経大阪杯(芝2000m)


昨年のダービー馬で最優秀3歳牡馬に輝いたキズナ、菊花賞馬エピファネイア、オークス&秋華賞&エリザベス女王杯を制した最優秀3歳牝馬メイショウマンボの3強が激突する、G2「大阪杯」(日曜=6日、阪神芝内2000メートル)。

“実質G1”の超豪華メンバーが揃ったが、ここで思い出すのが1998年のG2「毎日王冠」。

年明け初戦バレンタインSでの4馬身差圧勝を皮切りに中山記念、小倉大賞典、金鯱賞、そしてG1初勝利となった宝塚記念と5連勝中のサイレンススズカ、NHKマイルカップ優勝馬エルコンドルパサーに朝日杯3歳ステークス(現朝日杯FS)優勝馬グラスワンダーという無敗の外国産馬が出走。

ハイレベルな超豪華3強対決となった。

このとき、エルコンドルパサーに騎乗した蛯名正義が「豪華戦の見どころ」を熱く語っていました。

確かに今年の大阪杯と98年の毎日王冠はシチュエーションが似ているかも。

それは単に豪華なメンバーが集まっただけではなくて“見えないファクター”があるところです。

毎日王冠のサイレンススズカ、グラスワンダー、エルコンドルパサーは初顔合わせ。

しかも、いずれも底が知れない存在でした。

で、今回のキズナ、エピファネイアも昨春以来の対決で現在の力関係は未知数。

メイショウマンボに至っては牡馬との対戦自体が久々だ。

こういう“やってみなけりゃ分からない”的な部分が人々の想像力をかきたてて、ワクワクさせられます。

阪神芝2000m/騎手・種牡馬データ

今回は産経大阪杯が行なわれる、阪神芝2000mの騎手と種牡馬のデータを見てみましょう。

データは2009年以降参照

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率
福永祐一 (12-7-15-57) 13.20% 20.90% 37.40%
浜中俊 (11-13-9-61) 11.70% 25.50% 35.10%
武豊 (10-5-12-43) 14.30% 21.40% 38.60%
池添謙一 (4-3-6-43) 7.10% 12.50% 23.20%
武幸四郎 (1-4-0-14) 5.30% 26.30% 26.30%
高倉稜 (0-1-1-8) 0.00% 10.00% 20.00%
石橋脩 (0-1-0-1) 0.00% 50.00% 50.00%
柴山雄一 (0-0-0-6) 0.00% 0.00% 0.00%

種牡馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率
ディープインパクト (22-13-21-65) 18.20% 28.90% 46.30%
シンボリクリスエス (10-7-9-44) 14.30% 24.30% 37.10%
マンハッタンカフェ (6-10-8-70) 6.40% 17.00% 25.50%
ハーツクライ (6-9-7-42) 9.40% 23.40% 34.40%
ゴールドアリュール (2-3-2-9) 12.50% 31.30% 43.80%
デュランダル (2-1-0-12) 13.30% 20.00% 20.00%
スズカマンボ (0-0-0-8) 0.00% 0.00% 0.00%
ミスキャスト (0-0-0-0) 0.00% 0.00% 0.00%

陣営コメント/調教

フラガラッハ

「前走はトップハンデでも差のない4着に追い上げたからね。
展開を考えれば内容は悪くなかったと思う。
中2週と間隔が詰まっているので追い切りはコレで十分。
距離は問題ないし、相手は強いけど展開が向くようなら」(松永幹夫調教師)。

ショウナンマイティ

「前走後は放牧を挟んでここを目標に。
ただ、減った体がなかなか戻り切らないので、この中間は意識してセーブ気味の調整をしてきたんだ。
追い切りの動きからは良くなってきている感じは見られたけどね。
今回は輸送距離が短くなる阪神だし、体も少しは増えて出られると思う。
絶好時には一息だけど相性がいいこのレース、変わり身に期待したいね」(梅田智之調教師)。

トウカイパラダイス

「前走が年齢を感じさせないレース振りで見せ場を作ってくれたからね。
前走がある程度仕上がっていたので、大幅な上積みはどうかと思うけど、高いレベルで安定しているから。
昨年のこのレースがオルフェーヴルの4着と走ったし、今年も強い相手はいるが、舞台設定はいいのでロスのない立ち回りで頑張って欲しい」(田所調教師)。

エピファネイア

「前走後は放牧でリフレッシュ。
帰厩後、ここから始動するのは予定通りです。
今週の追い切りに騎乗した福永騎手が“いいフォームで走っていたし、スイッチが入ってきた と言ってくれましたしね。
この後に香港遠征を控えていますが、ここでいい結果を出していい形で向かえればと思っています」(辻野調教助手)。

メイショウマンボ

「前走後は放牧に出してオーバーホール。
疲れはスッカリ取れました。
早めに帰厩したのでジックリ調整ができたし、1週前に追い切って当週馬ナリは予定通り。
気合の乗りも良くなってきましたしね。
牡馬の強敵相手になりますが、コースにも対応はできると思うし、この馬の持ち味さえ出し切れば……と思っています」(飯田祐史調教師)。

ビートブラック

「今回は脚部不安で長期のブランク明けだからね。
時計的には悪くないけど、まだいい頃の迫力には今一つといった感じかな。
今回は距離も少し短い感じがするし、本番に繋がる競馬をしてくれれば……と思っている」(中村調教師)。

キズナ

「有馬記念を目標に調整していたが体調が整わず、再放牧に。
帰厩してからここまでは順調そのものだよ。
馬も一回り成長しているし、走る気満々といった雰囲気になっている。
力を出せる状態に仕上がっているし、何としても負けて欲しくないという気持ちで臨むよ」(佐々木晶三調教師)。

カレンミロティック

「前走はこの馬らしい行きっぷりが見られなかったし、この馬本来の競馬ができなかった。
状態面は変わりなくきているし、阪神にも良績がある馬。
好位から早めに抜け出して粘り込める競馬ができれば……と思っている」(平田調教師)。

《展開予想》

ビートブラックが逃げて、離れた2,3番手にトウカイパラダイスとカレンミロティック。

その後ろにエピファネイア、それをマークしてキズナ。

さらにその後ろにメイショウマンボ。

騎手の心理戦というか各馬がどういう競馬をするのか・・・・

福永エピファネイアはこの馬のレースをするだけ、と考えているはず。

武豊キズナはこの馬のレースをするだけと言いながら、エピファネイアを完全に意識したレースで、1着にならなくてもエピには勝つレースをするはず。

あと、適性的にキズナに合わないんじゃないの?と言われていてそのままやられる武豊じゃないと思っています。

幸四郎メイショウマンボはただマイペースにいくんじゃないでしょうかね。

どちらかと言うと武豊を意識したレースかな、オーナーにも煽られています。

ということで、3コーナーくらいからキズナがそろっと仕掛けて、メイショウマンボがそれについていって、内にいるエピファネイアは置かれ気味で直線。

最後エピファネイアも詰めてくるけど届かず3着まで、1,2着はどっちがどっちかわかんないけどキズナとメイショウマンボという結果を予想。

もし、穴馬を1頭買うとしたらフラガラッハ。

前がかりの競馬でラスト1Fが仮に落ち込む展開にになったときに最後方からの追込で届いちゃった系のレースだと、十分に可能性はあります。

【展開予想】
◎ キズナ  7 ㈯
○ メイショウマンボ  5 ㈭
▲ エピファネイア  4 ㈬
△ トウカイパラダイス 3 ㈫

今回は上記4点勝負

× ショウナンマイティ 2 ㈪
× フラガラッハ  1 ㈰

また余裕があれば上記2点抑え


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