
目次
①新台入れ替え時に勝つ方法
新台を入荷させたホールは、数日間そのシマを中心に設定を良くする傾向があります。入荷初日に新台に座れなかった場合は、図1 のように新台の真裏の角台が狙いになります。
これは、新台を覗きにきたお客様に対して、「他の台も出しています」というホール側のみせかけ、つまり宣伝効果を生み出す手法の一つで、いわば商売戦略といえます。これはかなり期待が持てますので、無理して新台を狙うよりも効果的です。
また、図2 のように、新台が横一列に配置されている場合、その背中の角台が一番の狙い目になります。この狙い台の通りご遊戯されて、30 箱以上出した会員様が多数いらっしゃいます。
初日にこの狙い目の角台があまり出ていない場合、二日目は願ってもないチャンスになります。取り逃さないようにして下さい。
新台入荷時の狙い目は、新台の背中または裏の角台と覚えて台選びをするるようにしましょう。
②箱を積んでいる両隣で勝つ方法
図3のように、箱を積んでいる台の両サイドを入れた三台を1セットと捉え、狙っていく方法です。
例えば、ある台が5箱出て(箱数は10箱を超えていなければ、何箱でも構いません。)、1箱近くあるいはそれ以上打ち込んでいる台の両隣のうち一台が狙い台になります。その二台の片方がすでに他の人が座って何百回転も回しているケースでは、もう片方の台は確率が高く大当たりします。二台とも空いている場合は、回転数の少ない台を優先します。図3を見て見ましょう。
75番台が出ている台とします。その両サイドを狙う場合、まず75 番台の確変がすでに終了していなければなりません。
まだ確変継続中であるなら、その台は狙いが下がるため避けて下さい。1箱近く、あるいはそれ以上飲まれていれば、チャンス到来です。
74番がすでに人が座っていて、出していなければ、76番が狙いになります。76番台の回転数が少なければ、チャンスはさらに広がります。
③回転数が少ない台で勝つ方法
次に、回転数の少ない台で勝てる方法を説明します。
稼働率の高いホールに夕方入店し、空き台のなかから台を選ぶ場合、回転数の少ない台がもし残っていれば、打ってみる価値があります。例をあげてみましょう。図4 をご覧下さい。
夕方、図4 のようなホールに入店し、ざっとホールを一回りして確認すると、末尾4 番の台がよく出ていました。とりあえず末尾4 番で空き台がないか探したところ、ぽっかりと一台ありました。なぜ空いていたのかというと、おそらく隣の台が15 箱も出していたために敬遠されていたと判断できます。というのも、この末尾4 番台は朝から25回転しかしていません。早い段階から隣の台が連チャンしていると、人の心理としてその隣にはなかなか座りにくいものです。
この様な場合は、迷わず隣の54 番台を狙うべきです。おそらく、座ってすぐに確変絵柄で大当たりし、ある程度連チャンしてくれるでしょう。
通常、54 番台が連チャンしている間は、隣の55 番台は大当たりしません。54 番台での確変、時短が終了後、すぐに隣の55 番台が大当たりした場合は、54 番台を打ち続けてはいけません。
補足しますが、連チャンしている台の隣は、ほぼ同時期に当たらなければ、その連チャンが終了するまで座ってはいけません。当たる確率が大幅に低くなるので、他の台を探したほうが賢明です。
回転数が少ない台で勝つ方法は、真ん中が何箱かある台の両隣とあわせて3 台1 セットと考えますので、間違えないようにしてください。(その台が角台の場合、隣は一台しかありません。その台の回転数などで判断してください。)
まれに二台並んで出ている場合があります。そんなケースではこの方法は使えませんので、他の台を探してください。
ただし、一台の出玉が5 箱くらい、もう一台が大当たり回数3 回以内かつすでに1 箱以上飲まれている場合は、逆にチャンスとなります。図5 を参考にしてください。
真中台が、大当たり終了から何百回転も回している状態ほど隣の確率は高くなり、チャンスは大きくなります。自分の台ばかり気をとられず、他人の台に注意を向けることも大事です。
④他人のスーパーリーチで勝つ方法
ホールを一回りすると、スーパーリーチや激アツ予告がかかっている他人の台をよく目にすると思います。次はこれを利用する画期的な方法について説明します。
図6 を見ながら説明しましょう。
このホールは通路を挟んで右側にもコーナーがある大型店ですが、どのようなホールでも通用する方法ですので安心してください。
あるシマで、108 番台にスーパーリーチがかかっていると仮定します。しかし、そのリーチは外れました。同じ末尾番号である168 番台はすでに他の人が座っていますが、この台は大当たりしていません。
この場合、残りの末尾番号88 番台が狙いになります。空き台が88 番の他に168 番も空いていれば、二台の内どちらかにチャンスがあります。
このように、スーパーリーチがかかり外れた台を目撃したら、同じシマ内の末尾番号台を狙ってください。
例の108 番台が、短い回転数の間に、何回かのスーパーリーチを外していれば、さらに同末尾番号の大当たりする可能性が高いと考えられます。
この方法はかなり使用頻度が高いですので、もう少し具体的に説明していきます。
そもそも、なぜこのような現象が起こるのでしょうか。それは、同じ末尾番号同士に結びつきがあり、連動性があるからなのです。
台の大きなグループが同末尾番号によって区分けられたグループです。同一グループ内の台は、その内一つの台にリーチがかかれば、ほとんどのケースにおいて、ほぼ同時期にリーチがかかります。台が連動している証拠なのです。
これは、ホールでしばらく観察していれば誰にでもわかります。激アツな予告やスパーリーチの連続などは、そのグループのどれかに大当たりが近いことの予告でもあるのです。そのときは見逃さずに、同末尾番号台を狙ってください。簡単ながら、かなり有効な方法です。
また図6 の例で、108 番台にスーパーリーチが何度もかかって外れた場合で、88 番台で他の人が打っていて当たっている場合は、168 番台は狙い台にはなりません。
なぜならば、108 番台のリーチがかかるのは88 番台との連動性からくるものだからです。88 番も108 番も固定打ちして待っていれば当たる可能性はありますが、それもあまりお奨めはできません。おそらく、当たりがこないケースが多いでしょう。
では、108 番台が当たっていて、88 番台も168 番台も空いていないときは、他のシマでもこのやり方が出来るのかというと、はっきりいって通用しません。他を狙うなら、108 番台のグループを素直に狙うべきなのです。
⑤新装開店前日に勝つ方法
新台が入荷したときに勝つ方法は、すでに述べました。
新台の背中もしくは裏の角を狙う、と述べました。
それも新台が入った初日が特に狙いである、と述べました。
しかし、これにもバリエーションがあることがわかったのです(入荷するシマが前日にわかれば、という前提がつきますが・・・)。
入れ替えのあるシマは、不人気機種や古い機種を特定することで、ある程度は予測することができます。ホールの店員が教えてくれればそれに越したことはないのですが、企業秘密になっていてまず教えてはくれないでしょう。残念ながら、こればかりは推理していただくしかありません。
その新台が入るシマがわかればそれでOK 。狙い台はそのシマの角台もしくは、裏、背中の角台になります。つまり、新台入荷時に狙うべき台を、一日早く狙うのです。この方法も、かなりの確率でおいしい思いをさせてくれるはずです。
いつも同じパターンで、新台入荷初日に反対の角台ばかり出してはすぐに見抜かれてしまうからだと思います。
現在のホールは、新台入れ替えのサイクルが頻繁です。この方法を使う機会もかなりあり、有効ではないでしょうか。
ぜひ活用してみてください。
⑥イベントで勝つ方法
ここではイベントで勝つ方法について説明します。
最近では、ほとんどのホールで何かしらイベントが行われています。下手をすると、名前やコーナーを変えて毎日何らかのイベントを行っているホールも少なくありません。そのため、イベントとは名ばかりのものが多いのも現状です。
確かにイベントコーナーは、釘が開いている台を多くしているので良く回っていますが、回っているだけで当たらなければ意味がありません。
イベントで勝つ方法を一つ紹介します。図7 を参照して下さい。
実はこの方法、新台入荷時と同じ方法が使えるのです。つまり、イベントで使うコーナーがシマ単位ならば、その真裏の台の角が狙いになります。図7 の場合、入り口側から優先に狙います。65 、131 の二台です。
イベントコーナーがシマの片側だけならば、背中台の角が狙いです。図8 の場合、
入り口側の130 が一番手の狙いになります。130 、103 、65 の優先順です。
また、数シマに渡ってある人気機種、つまりコーナー全体のイベントの場合、図9 に見て取れるようになります。
1〜205 番台までがイベントです。
入り口側の206 番が一番手、次に232 番、もう一台あげるとすれば、270 番になります。
ここまで6 つの勝つ方法を紹介しましたが、どの方法も実践的で有効なものばかりです。ホールに着いたらあせらずに、じっくり観察して台選びをしてください。よく見てみれば、必ず条件にあった台が浮かび上がってくるはずです。
慣れるまでは、どれか一つの方法を選んで、勝っていくのもよいかもしれません。慣れてくれば、ケースバイケースに対応いていくことが可能になります。
特に①と④は簡単ですから迷うことなく使いこなせると思います。新台入荷初日は①を、普段は④を使い分けながら打つと良いでしょう。