綾波レイ語録|パチンコ エヴァンゲリオンシリーズ『シンクロ打法』

シンクロ打法でウソのように暴走する

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綾波レイ語録

綾波レイ

綾波レイの全セリフを大公開

綾波レイ:色白で青色の髪と赤い瞳を持つ細身の少女。生年月日などに至るまで記録は全て抹消されており、唯一14歳であることのみが劇中で明かされた個人情報である。「クール」「大人しい」と言うよりも、ほとんど感情を表に見せず、無口で無表情。口数も少なく、他者への興味が希薄だが、ネルフ司令・碇ゲンドウに対してのみ心を開いていた。後に交流を持ち、親身に接してくれた碇シンジに心を開いていく。それに伴い、自我の芽生えと感情も僅かながらに見せ始める。 本作に置ける最大のキーパーソンとして、重大な役割を果たすことになる。物語の始まる直前にあったEVA零号機の暴走事故により重傷を負っており、序盤は包帯姿で登場している。

Wikipediaより引用 http://ja.wikipedia.org/

第壱話/第弐話/第参話/第四話/第伍話第六話/第七話/第八話/第九話第壱拾話第壱拾壱話第壱拾弐話第壱拾参話第壱拾四話第壱拾伍話第壱拾六話第壱拾七話第壱拾八話第壱拾九話第弐拾話第弐拾壱話第弐拾弐話第弐拾参話第弐拾四話第弐拾伍話第弐拾六話

第参話「鳴らない、電話」

第参話「鳴らない、電話」

A transfer

非常召集。先、行くから。

第4使徒の襲来、トウジに殴られて倒れているシンジを見下ろしながらの走り去るときのセリフ。


第伍話「レイ、心のむこうに」

第伍話「レイ、心のむこうに」

Rei I

どいてくれる?

レイが眼鏡に手をかけようとした時、慌てたシンジはレイに抱きつくように倒れた。倒れたまま動けないシンジにレイがかけた言葉。

なに?

シンジはレイの胸に手を置いている事に気付き慌てて立ち上がる。立ち上がり下着を身に着けながら何か言おうとしているシンジにレイがかけた言葉。

なにが?

NERV内のエスカレーターでシンジがレイに「さっきはごめん。」それに対してのレイの言葉。

どうして?

シンジはレイにEVAに乗るのが怖くないのかと聞いたときの返答。

あなた、碇司令の子供でしょ、信じられないの?お父さんの仕事が。

シンジが前回の実験失敗の話をしたときのレイのセリフ。

はい。

零号機の起動実験を行うレイ。ゲンドウがレイに「レイ、聞こえるか」と話しかけたときの返事。

了解、引き続き連動試験に入ります。

起動に成功する零号機。その後のレイのセリフ。

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第六話「決戦、第3新東京市」

第六話「決戦、第3新東京市」

Rei II

明日午前0時より発動されるヤシマ作戦のスケジュールを伝えます。

シンジの病室に食事をカートにのして入ってくるレイ。シンジは気付いたときのレイのセリフ。

碇・綾波の両パイロットは本日1730に集合。1800初号機及び零号機起動。1805発進。同30二子山仮設基地到着。以降は別名あるまで待機。明朝日付変更と同時に作戦行動開始。

レイが手帳の内容を読み上げる。

これ新しいの。寝ぼけてその格好で来ないでね。

カートから新しい服を出し裸のまま起き上がろうとするシンジに投げるレイのセリフ。

食事。

慌てるシンジに対してのレイのセリフ。

60分後に出発よ。

何も食べたくないというシンジにレイが言う。

ええそうよ。

シンジの「またあれに乗るの」に対してのレイのセリフ。

じゃ寝てたら。初号機には私が乗る。赤木博士が初号機のパーソナルパターンの書き換えの用意、しているわ。じゃ、葛城一尉と赤木博士がケージで待っているから。

「僕はいやだ、綾波はまだあれに乗って怖い目にあったことがないからそんなこと言えるんだ」と拒否するシンジに対してのレイのセリフ。

さよなら。

病室を出て行く途中のレイのセリフ。

はい。

リツコとミサトから作戦内容を聞くシンジとレイの返事。

私は、私は初号機を守ればいいのね。

「そぉよ。」とミサト。

分かりました。

ミサトに対するレイの返事。

はい。

「時間よ。二人とも着替えて」とリツコに対するレイの返事。

どーしてそういうことを言うの?あなたは死なないわ。私が守るもの。

更衣室でのシンジのセリフ。「これで死ぬかもしれないね。」に対してのレイ。

絆だから。

待機中、シンジと平行に座るレイにシンジが話しかける。 シンジ「綾波は何故これに乗るの?」 に対して。

そう、絆。

「絆?」と言うシンジに対して。

みんなとの。

「父さんとの?」と言うシンジに対して。

私には他に何もないもの。時間よ、行きましょ。じゃ、さよなら。

「強いんだな、綾波は。」 と言うシンジに対して。

なに泣いてるの?ごめんなさい、こういうときどんな顔をすればいいのか分からないの。

「自分には他にもないってそんなこと言うなよ。別れ際にさよならなんて悲しいこと言うなよ。」と泣きながら話すシンジに対して。

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第九話「瞬間、心、かさねて」

第九話「瞬間、心、かさねて」

Both of You, Dance Like You Want to Win!

どうして?

ベンチに座って本を読むレイ。アスカが自己紹介して 「仲良くしましょ。」に対して。

命令があればそうするわ。

アスカ「そのほうが都合がいいからよ。色々とね。」 に対して。

はい。

ミサトのマンションで第7使徒を倒すためユニゾンの練習中のシンジとアスカが全くうまくいかない。ミサトが呼ぶ 「レイ。」

はい。

ミサト「やってみて。」に対して。

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第壱拾話「マグマダイバー」

第壱拾話「マグマダイバー」

MAGMADIVER

私は?

リツコから第8使徒の発見を聞くシンジ、レイ、アスカ。担当はアスカに決まりレイが言う。

はい。

レイと零号機は本部での待機を命じられた時の返答。

私が弐号機で出るわ。

D型装備の弐号機を見てアスカは作戦を嫌がる。シンジが何か言おうとした時、レイが言った。

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第壱拾壱話「静止した闇の中で」

第壱拾壱話「静止した闇の中で」

The Day Tokyo-3 Stood Still

どの施設も動かない。おかしいわ。

ネルフの本部ゲートでレイ、シンジ、アスカがIDカードを通すが停電のため動かない。レイが言う。

そう考えるのが自然ね。

シンジ「下で何かあったってこと?」に対して。

ダメ、連絡つかない。

携帯電話で本部に連絡しようとするレイだが。

とにかく本部へ行きましょう。こっちの第7ルートから下に入れるわ。

緊急マニュアルを出してベンチに座るレイが言う。

だまって。

道に迷って言い争いをするシンジとアスカに対してレイが言う。

人の声よ。

アスカ「何よ優等生?」に対して。

時間が惜しいわ。近道しましょ。

日向が第9使徒の襲来を告げてレイが言う。

私は左だと思うわ。こっちよ。

「右ね。」と言うアスカに対して。

なめてなんかいないわ。それにひいきされてない。自分で分かるもの。

「アンタ、碇司令のお気に入りなんですってね。「アンタちょっとひいきにされてるからってなめないでよ!」とレイを睨むアスカに対して。

しかたがないわ。ダクトを破壊してそこから進みましょ。

手では開けられない所にドアがある。鉄パイプを手にするレイが言う。

縦穴に出るわよ。

零号機で横穴を這って進みレイが言う。

いけない。よけて。

使徒の酸攻撃を受けてレイが言う。

目標は強力な溶解液で本部に直接侵入を図るつもりね。いいわ、ディフェンスは私が。

3機のエヴァは攻撃でライフルを落としてしまいレイが言う。

分かったわ。

アスカはレイにハ゛ックアッフ゜に回るように言う。

人は闇を恐れ、火を使い、闇を削って生きてきたわ。

使徒を倒し、 「灯りがないと人が住んでる感じがしないわ。ほらこっちのほうが落ち着くもの。」 と言うアスカに対してレイが言う。

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第壱拾弐話「奇跡の価値は」

第壱拾弐話「奇跡の価値は」

She said, "Don't make others suffer for your personal hatred."

私もいい。必要ないもの。

第10使徒襲来。遺書を書くかたずねるミサト。別にいいと答えるアスカ。そしてレイが言う。

私、行かない。

作戦が終わったらステーキを奢るというミサト。アスカはレイに「アンタも今度は一緒に来るのよ。」と言うが。

お肉、嫌いだもの。

「どうして?」と言うアスカに対してレイが言う。

この配置の根拠は?

エヴァの配置を決めるミサト。レイが質問する。

弐号機、フィールド全開。

作戦が開始される。電線を飛び越えている零号機。レイはアスカに向かって、レイが言う。

私、ニンニクラーメン、チャーシュー抜き。

屋台のラーメン屋の前に立つ4人。レイが言う。

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第壱拾参話「使徒、侵入」

第壱拾参話「使徒、侵入」

LILLIPUTIAN HITCHER

何か違うわ。

プラグスーツを使わずに直接肉体からハーモニクスを行うため裸で模擬プラグに乗る3人。「気分はどう?」 と聞くリツコに対してレイが言う。

はい。

「レイ、右手を動かすイメージをしてみて。」と言うリツコに対してのレイの返答。

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第壱拾四話「ゼーレ、魂の座」

第壱拾四話「ゼーレ、魂の座」

WEAVING A STORY

(山、重い山、時間をかけて変わるもの。空、青い空、目に見えないもの、目に見えるもの。太陽、一つしかないもの。水、気持ちいいこと、碇司令。花、同じものがいっぱい、いらないものもいっぱい。空、赤い、赤い空、赤い色、赤い色は嫌い。流れる水、血、血の匂い、血を流さない女。赤い土から造られた人間、男と女から造られた人間。街、人の造り出したもの。エヴァ、人の造り出したもの。人は何?神様が造り出したもの?人は人が造り出したもの?私にあるものは命、心、心の容れ物、エントリープラグ。それは、魂の座。これは誰?これは私、私は誰?私は何?私は何?私は何?私は何?私は自分、この物体が自分、自分を作っている形、目に見える私。でも私が私でない感じ、とても変。体が溶けていく感じ、私が分からなくなる。私の形が消えていく、私でない人を感じる。誰かいるの?この先に。碇くん?この人知ってる、葛城三佐、赤木博士。みんな、クラスメート、弐号機パイロット、碇司令。あなた誰?あなた誰?あなた誰?

レイの独白シーン。

碇くんの匂いがする。

「どう、レイ?久々に乗った初号機は。」と聞かれレイが答える。

はい。

リツコ「レイ、あがっていいわ。」に対してレイが言う。

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第壱拾伍話「嘘と沈黙」

第壱拾伍話「嘘と沈黙」

Those women longed for the touch of others' lips, and thus invited their kisses.

どおして私にそんなこときくの?

シンジ「明日父さんに会わなきゃならないんだ。何話せばいいと思う?」に対してレイが言う。

分からない。それが聞きたくて昼間から私の方を見ていたの?

シンジ「ねぇ、父さんってどんな人?」に対してレイが言う。

お母さん?

シンジ「うん。掃除の時雑巾絞ってたろ?あれってなんかお母さんって感じがした。」に対してレイが言う。

何を言うのよ。

シンジ「案外、綾波って主婦とかが似合ってたりして。」頬を赤く染め、目が泳ぐレイ。

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第壱拾六話「死に至る病、そして」

第壱拾六話「死に至る病、そして」

Splitting of the Breast

さよなら。

シンクロテストで一番になるシンジ。更衣室でアスカをおいて出て行くレイが言う。

零号機もハ゛ックアッフ゜に回ります。

第12使徒の襲来。言い争うシンジとアスカ。「戦いは男の仕事。お手本を見せてやるよアスカ。」と言うシンジ。バックアップに回るアスカ。そしてレイ。

まだよ。

シンジ「綾波、アスカ、そっちの配置はどぉ?」に対してレイが答える。

碇くん!?

使徒に攻撃をした初号機が使徒の影に吸い込まれていき、レイが言う。

待って!まだ初号機と碇くんが!

撤退を指示するミサトに対してレイが言う。

あなたは人に誉められるためにエヴァに乗っているの?

待機中、シンジの独断専行を責めるアスカ。アスカの前に立ちアスカを見つめるレイ。「シンジの悪口を言われるのがそんなに不愉快?」に対してレイが言う。

お父さんのことが信じられないの?

号機の中で夢を見ているシンジ。夢の中で平手打ちをくらわすレイが言う。

今日は寝ていて。後は私たちで処理するわ。

病室で寝ているシンジ。気付いて起き上がるシンジにレイが言う。

そう、良かったわね。

「でも、もう大丈夫だよ。」と言うシンジに対してレイ。

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第壱拾七話「四人目の適格者」

第壱拾七話「四人目の適格者」

FOURTH CHILDREN

はい。明日赤木博士のところに行きます。明後日は学校へ。

エスカレーターをゲンドウと一緒に登るレイ。「レイ、今日はいいのか?」と言うゲンドウに対してレイが答える。

問題ありません。

ゲンドウ「学校はどうだ?」に対してレイが答える。

はい。

ダミー装置の中でLCLに浸かるレイ「レイ上がっていいぞ。」と言うゲンドウに対してレイが答える。

はい。

ゲンドウ「食事にしよう。」にレイが答える。

なに?

レイが帰ってくると部屋にシンジとトウジが学校のプリントを届けにやってきていた。枕に付いていた血が消え、冷蔵庫の横のダンボールも無くなっていた。「おじゃましとるでー。」と言うトウジに対してレイが言う。

あ、ありがとう。

プリントを持ってきたことを言うトウジ。ゴミを勝手に片付けた事を言うシンジに驚いて赤くなるレイが言う。

ありがとう…。感謝の言葉。初めての言葉。あの人にも言った事なかったのに。

シンジ達が帰った後ベッドにうつ伏せてレイは呟く。

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第壱拾八話「命の選択を」

第壱拾八話「命の選択を」

AMBIVALENCE

鈴原くん。

学校の屋上。一人でいるトウジの後ろに立ち話しかけるレイ。

うん。

トウジ「なんや、綾波か。シンジやったらここにはおらへんで。知っとんのやろ?ワシの事。」に対してレイが答える。

そう?よく分からない。

トウジ「人の心配とはめずらしいな。」に対してレイが言う。

そう…。そうかもしれない。

トウジ「お前が心配しとるのはシンジや。」に対してレイが言う。

まだ連絡とれない。

松代でEVA参号機の起動実験中原因不明の爆発が起きる。待機中の零号機、初号機、弐号機。「松代で事故!?そんな、じゃあ、ミサトさん達は?」とシンジの問いに答えるレイ。

今は碇指令が直接指揮を執ってるわ。

シンジ「使徒相手に僕らだけで。」に対してレイが言う。

了解。

松代の爆発の原因がEVA参号機によるものと判明。EVA参号機は使徒と認識される。目標を足止めしろとレイに命令するゲンドウにレイが言う。

乗ってるわ、彼。

使徒をライフルの照準で合わして、確信するレイ。

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第壱拾九話「男の戦い」

第壱拾九話「男の戦い」

INTROJECTION

碇くんは?

シンジの病室の前でベンチに座るレイが言う。

夢?

アスカ「今頃夢でも見てんじゃないの?」に対してレイが言う。

碇くん。どうしてあんなことしたの?

トウジの夢の中で電車の中で口げんかしているシンジとレイ。

碇くんは分かろうとしたの?お父さんの気持ちを。

シンジ「許せなかったんだ。父さんは僕の気持ちなんか分かってくれないんだ。」に対してレイが言う。

何故分かろうとしないの?

シンジ「分かろうとした。」に対してレイが言う。

そうやって嫌なことから逃げているのね。

シンジ「いいじゃないか。嫌なことから逃げて何が悪いんだよ!」に対してレイが言う。

ダメなのね、もう。

第14使徒の襲来。「レイは初号機で出せ。ダミープラグをバックアップとして用意。」と命令するゲンドウ。だが初号機の起動に失敗するレイが言う。

構いません、行きます。

「レイは零号機で出撃させろ。初号機はダミープラグで再起動。」と命令するゲンドウに反対するミサト。 そしてレイが言う。

私が死んでも替わりはいるもの。

レイが一人でつぶやく。

ATフィールド全開。

弐号機を倒し進行する使徒に対しN2爆弾を抱えて突撃する零号機。そしてレイが言う。

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第弐拾話「心のかたち、人のかたち」

第弐拾話「心のかたち、人のかたち」

WEAVING A STORY 2:oral stage

まだ、生きてる。

病室。左目に包帯を巻いたレイが目覚め、言う。

何故、お父さんが嫌いなの?

シンジの夢の中。レイがシンジに言う。

お父さんが分からないの?

シンジ「当たり前だよ、あんな父親なんて。」に対してレイが言う。

だから嫌いなの?

シンジ「当たり前だよ、ほとんど会ったことないのに。」に対してレイが言う。

その代わりが私なの?

シンジ「そうさ、父さんは僕がいらないんだ。父さんが僕を捨てたんだ。」に対してレイが言う。

自分から逃げ出したくせに。

シンジ「そうさ、そうに決まってる。綾波がいるから僕は捨てられたんだ。」後ろに立つ幼いレイが言う。

寂しいって何?幸せって何?

シンジの夢の中。レイがシンジに訊ねる。

優しくしてくれる?他の人が。

シンジ「これまでは分からなかった。でも今は分かる気がする。」に対してレイが言う。

どうして?

シンジ「うん。」に対してレイが言う。

乗って?

シンジ「それは僕がエヴァに乗っているから。」に対してレイが言う。

戦って?

シンジ「戦う。」に対してレイが言う。

碇くん、私と一つになりたい?心も体も一つになりたい?それはとてもとても気持ちのいいことなのよ。碇くん。

「勝たなきゃいけない。みんな僕に優しくしてよ!」と叫ぶシンジ。「優しくしてるわよ。」とミサトの声。「私と一つになりたい?」と裸のミサトが迫る。「心も体も一つになりたい?」と裸のアスカが迫る。裸のレイが言う。

とてもとても気持ちのいいことなのよ。

裸のレイが迫る。

碇くん?

シンジのサルベージ計画が始まった。シンジの心像風景の中のレイ。

何を願うの?

裸のミサト、アスカ、レイの3人が優しく微笑みながら繰り返し問いかけてくる。

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第弐拾壱話「ネルフ、誕生」

第弐拾壱話「ネルフ、誕生」

He was aware that he was still a child.

道に迷ったの。

夜中にナオコのもとにやってきたレイにどうしたのか訊ねる。

いい。

「あらそう、じゃあ私と一緒に出ようか?」に対してレイが答える。

大きなお世話よ、ばあさん。

「でも一人じゃ帰れないでしょ。」に対してレイが答える。

一人で帰れるからほっといて、ばあさん。

「なに?」に対してレイが答える。

だってあなた、ばあさんでしょ。

「人のことばあさんなんて言うもんじゃあないわ。」に対してレイが答える。

所長がそう言ってるのよ、あなたのこと。ばあさんはしつこいとか、ばあさんは用済みだとか。

碇所長に怒ってもらわなきゃと言うナオコにレイは笑って答える。

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第弐拾弐話「せめて、人間らしく」

第弐拾弐話「せめて、人間らしく」

Don't Be.

心を開かなければエヴァは動かないわ。

エレベーターに乗るアスカ。中には既にレイが乗っていた。長い沈黙の後レイがアスカに話しかける。

エヴァには心がある。

アスカ「心を閉ざしているって言うの?このあたしが。」に対してレイが言う。

わかってるはずよ。

アスカ「あの人形に?」に対してレイが言う。

私は人形じゃない。

アスカ「シンジだけでなく機械人形みたいなあんたに同情されるとはこの私も焼きがまわったわね。」に対してレイが言う。

そうよ。

アスカ「人に言われたまま動く人形のくせに。あんた碇指令が死ねと言ったら死ぬんでしょ。」に対してレイが言う。

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第弐拾参話「涙」

第弐拾参話「涙」

Rei III

いえ、来るわ。

第16使徒襲来。ミサトはレイにしばらく様子を見るように言うが…

誰?私、エヴァの中の私。いえ、私以外の私を感じる。あなた誰?使徒、私たちが使徒と呼んでいる人。

レイの意識の中。心の中に入ってきた使徒と向かい合う。

いえ。私は私。あなたじゃないわ。

レイの意識の中「私と一つにならない?」にレイが言う。

痛い?いえ違うわ、寂しい。

「そう。でもだめ、もう遅いわ。私の心をあなたにも分けてあげる。この気持ち、あなたにも分けてあげる。痛いでしょ?ほら、心が痛いでしょ?」 一気に侵食されるレイが言う。

寂しい?分からないわ。

レイの意識の中「そう、寂しいのね。」に対しレイが言う。

それを寂しいと言うの?

レイの意識の中「一人が嫌なんでしょ?私たちはたくさんいるのに。一人でいるのが嫌なんでしょ?」に対しレイが言う。

これが涙?泣いているのは私…?

零号機のコクピットの中。レイの膝の上に涙が零れ落ち、レイが言う。

碇くん!これは私の心。碇くんと一つになりたい。だめ。

凍結解除された初号機が出撃する。使徒の攻撃を受ける初号機。

だめ。私がいなくなったらATフィールドが消えてしまう。だから、だめ。

一気に侵食される零号機。 「レイ、機体を捨てて逃げて。」と言うミサトに対してレイが言う。

何が?

シンジ「何がって、零号機を捨ててまで助けてくれたんじゃないか。綾波が。」に対してレイ。

そう、あなたを助けたの。

病院。シンジがレイに話しかける。「よかった、綾波が無事で。ありがとう、助けてくれて。」 に対してレイ。

いえ、知らないの。多分私は3人目だと思うから。

シンジ「覚えてないの?」に対してレイ。

これが涙。初めて見たはずなのに、初めてじゃないような気がする。私泣いてるの?何故泣いてるの?

レイの部屋。ゲンドウの眼鏡を握り潰そうとするレイ。その時、涙がこぼれる。

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第弐拾四話「最後のシ者」

第弐拾四話「最後のシ者」

The Beginning and the End, or "Knockin' on Heaven's Door"

あなた誰?

エスカレーターに乗るレイ。上ではカヲルが待っていた。カヲルがレイに話しかける。「君がファーストチルドレンだね?」「綾波レイ、君は僕と同じだね。」に対しレイが言う。

私、何故ここにいるの?私、何故また生きてるの?何のために。誰のために。フィフスチルドレン、あの人、私と同じ感じがする。どうして。

レイの部屋。一人つぶやくレイ。

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第弐拾伍話「終わる世界」

第弐拾伍話「終わる世界」

Do you love me?

私と同じ、人だったのに。

シンジの心の中。カヲルを殺したことに苦悶するシンジ。何故殺した?同じ人間だったのに。 「違う、使徒だったんだ。」 シンジの前に立つレイが言う。

だから殺したの?

シンジ「違う使徒だったんだ。」に対してレイが言う。

だから殺したの?

シンジ「そうだ。ああしなければみんな殺されてたんだ。」に対してレイが言う。

それは、あなたも同じでしょ。

「人から幸せを与えられようとただ待ってるだけじゃないの。偽りの幸せを。」 と言うアスカ。その後ろに立つレイが言う。

他人の中に自分を求めているのね。一人になるのが怖いんでしょ。他人と一緒に自分もいなくなるから怖いんでしょ。

アスカの心の中。苦悶するアスカ。 「エヴァに乗れないパイロットなんて誰もいらないのよ。」に対してレイが言う。

私は誰?綾波レイ。あなた誰?あなたもまた綾波レイなの?そう、綾波レイと呼ばれているもの。

レイの心の中。心の内にいる何人ものレイが話しかける。

どうしてみんな私なの?

レイの心の中「みんな綾波レイと呼ばれているもの。」に対してレイが質問する。

偽りではないわ。私は私だもの。

レイの心の中「他の人たちがみんな私たちを綾波レイと呼ぶからよ。あなたは偽りの心と体を何故持っているの?」に対してレイが言う。

私は私。私はこれまでの時間と他の人たちとのつながりによって私になったもの。他の人たちとのふれあいによって今の私が形作られている。人とのふれあいと時の流れが私の心の形を変えていくの。そう、綾波レイと呼ばれる今までの私を造ったもの。これからの私を造るもの。

レイの心の中「いいえ。あなたは偽りの魂を碇ゲンドウという人間によって造られた人なのよ。人の真似をしている偽りの物体に過ぎないのよ。ほら、あなたの中に暗くて何も見えない、何も分からない心があるでしょ。本当のあなたがそこにいるの。」 に対してレイが言う。

怖い?分からないわ。

レイの心の中それが絆。「でも本当のあなたは他にいるのよ。あなたが知らないだけ。見たくないから、知らないうちに避けているだけ。」 怖いから。「人の形をしていないかもしれないから。今までの私がいなくなるかもしれないから。」怖いのよ。「自分がいなくなるのが怖いのよ。みんなの心の中から消えるのが怖いのよ。」対してレイが言う。

いえ、嬉しいわ。私は死にたいもの。欲しいものは絶望。無へと帰りたいわ。でもだめ。無へと帰れないの。あの人が帰してくれないの。まだ帰してくれないの。あの人が必要だから私はいたの。でも終わり。いらなくなるの私。あの人に捨てられるの私。その日を願っていたはずなのに…今は怖いの。

レイの心の中「自分だけの世界もなくなるの。」怖いでしょ?「自分が消えるのよ。」怖いでしょ?に対してレイが言う。

はい。

ゲンドウがレイの前に立つ。「さぁ行こう、今日この日のためにおまえはいたのだ、レイ。」にレイが答える。

不安なのよ。

ミサトの心の中。「違う。これは幸せなんかじゃない。こんなの本当の自分じゃない。そう思い込んでるだけなの。」と叫ぶミサト。「そうしないと僕らは生きていけないのか?一緒にいないと怖いんだ。」とシンジの言葉にレイが答える。

あなたの中のね。

シンジの心の中。人類補完計画の全てを知る。「真実は私たちには分からないもの。」とアスカ。「ただ自分で感じているものが事実でしかないわ。」とリツコ。そしてレイが言う。

そうよ。破滅を、誰も救われない世界を。あなたの世界よ。

シンジの創り出した世界。「あなたの望んだ結果なのよ。」とミサト。「僕が望んだ?」そしてレイが言う。

そうよ。それが導き出された小さな心の安らぎの世界。

シンジ「この暗闇も、こも半端な世界も全て僕が望んだというのか?」に対してレイが言う。

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第弐拾六話「世界の中心でアイを叫んだけもの」

第弐拾六話「世界の中心でアイを叫んだけもの」

Take care of yourself.

どうして?

シンジ「でもこんな自分ならいらなくなってもいいと思う。」 に対してレイが言う。

不安なの。

「だって私はいらない人間だもの。」とアスカ。「やっぱり僕はいらない子供なんだ、僕の事なんかどうでもいいんだ。」とシンジ。「そうよ、私たちはみんな同じなのよ。」とミサト。「心がどこか欠けているの。」とリツコ。「それが怖いの。」とアスカ。そしてレイが言う。

それが補完計画。一つになりたいのね。

「だから今、一つになろうとしている。」とミサト。「お互いに埋め合おうとしている。」とアスカ。そしてレイが言う。

何故生きてるの?

「だからお互いを補完しなければいけない。そうしなければ生きていけないからだ。」とゲンドウ。本当に?そしてレイが言う。

誰のために生きているの?

「それが知りたくて生きているのかな?」 とアスカ。対してレイが言う。

生きていて嬉しい?

「もちろん私のためよ。」とアスカ。「多分自分のために。」とシンジ。そしてレイが言う。

生きていて嬉しい?

「分からない。」 とシンジ。そしてレイが言う。

生きていて嬉しい?

「嬉しいに決まっているわよ。」とアスカ。そしてレイが言う。

どうして逃げてはいけないの?

「楽しいことしかしたくないの。」 とミサト。辛いことや寂しいことから逃げてはダメだと自分に言い聞かせるシンジ。レイが言う。

辛いことから逃げ出したのに?

「逃げ出したら辛いんだ。」 とシンジに対してレイが言う。

本当に嫌だったら逃げ出してもいいの。

「辛かったんだよ!」 とシンジに対してレイが言う。

だから逃げるのが嫌なのね。

「でも嫌だ、逃げるのはもう嫌なんだよ。そう、逃げちゃダメだ。」とシンジ。「それはただ逃げるほうがもっと辛いと感じてるからよ。」とミサト。「逃げ出した辛さを知ったから。」とアスカ。そしてレイが言う。

私には何もないもの。

自分の価値を顧みないシンジ。それはレイも同じかもしれない。

他には何もないもの。

自由な自分の価値を顧みないアスカ。それはレイも同じかもしれない。

そう思い込んでいるだけでしょ。

公衆電話の受話器を持つシンジ。受話器からはシンジのことが嫌いだというみんなの声が聞こえる。「ほら、みんなそう思ってる。きっとそう思ってるんだ。」とシンジ。

だからみんなもそうだと思い込んでいる。

シンジ「違う、だって僕は僕が嫌いだもの。」 に対してレイが言う。

どっちが本当の気持ちなの?

シンジ「だけど、エヴァに乗るとみんなが誉めてくれる。だから嬉しい。だけど嬉しくない。」に対してレイが言う。

そうしないと自分が保てないのね。

シンジ「分からない。でも今の僕にはエヴァしかない。」に対してレイが言う。

何を求めているの?

「雨、憂鬱な気分、僕の気分みたいだ。好きじゃない。」とシンジ。「朝、今日の始まり、嫌な一日の始まり。好きじゃない。」とアスカ。「何を願うの?」とミサト。「何が欲しいの?」とアスカ。それに対してレイが言う。

「欲しいものは、」・・・・・接触と承認

嫌わないで。「怖いものは、」・・・・・拒絶とシンジ。対してレイが言う。

ここにいてもいいの?

「そばにいてもいいの?」 とシンジ。 対してレイが言う。

どうして?

「私のこと好き?」とアスカ。「ママの所へ行きたいの?」と幼いアスカが問いかける。「行きたくない。」とアスカ。「お父さんの所へ行かないの?」と幼いシンジが問いかける。「行きたくない。」とシンジ。対してレイが言う。

何を求めるの?

「何を願うの?」とミサト。不安の解消。対してレイが言う。

ではあなたは何?

寂しさの解消「僕には生きる価値が無い。」とシンジ。「生きていくだけの価値が無い。」とアスカ。対してレイが言う。

あなた、ただ、あなた自身の広がりと境目があるの。

自分の形に疑問を抱くシンジ。そしてレイが言う。

あなたの意志でつながっているもの。

「そうだ、僕の服、僕の靴、僕の部屋。それらが僕の一部。」 とシンジ。 対してレイが言う。

だから自分を大事にしなさい。

「僕と感じているものが僕、僕は僕自身でしかないのか?でも僕は分からない。僕はどこにいるんだ?僕って何なんだ?誰も僕のことなんて分かってくれないんだ。」とシンジ。「あんたバカァ!?そんなの当たり前じゃん。誰もあんたのことなんか分かんないわよ。」とアスカ。「あなたのことを労わり、理解できるのは自分しかいないのよ。」とミサト。対してレイが言う。

やはり不安なのよ。

「そんなこと言ったって自分が無いんだ、分からないんだ。大事にできるわけないよ。」とシンジ。対してレイが言う。

今のあなたを取り巻く環境。

「今のあなた、」とミサト。「今のあなたの周りの人々、」とアスカ。そしてレイが言う。

あなたの世界は変化の連続でできている。何よりもあなたの心次第でいつでも変わるものなのよ。

「どれもずっと永遠に続くものではないわ。」とミサト。「あなたの時間は常に流れ、」とアスカ。そしてレイが言う。

その代わり何も無い。

シンジ「何も無い世界に一人投げ出されるシンジ。これが自由。」そしてレイが言う。

不安なのね。

「僕が考えない限り?そんな、どうしたらいいのか分からないよ。」 とシンジ。そしてレイが言う。

でもこれで自由が一つ消えた。

どうしたらいいか分からないシンジに「不自由をやろう。」と言うゲンドウ。ゲンドウの言葉で大地が出来た。そしてレイが言う。

あなたは他の人がいないと自分が見えないの?

「あなたは地に立たなければならない。」 とミサト。そしてレイが言う。

一番最初の他人は母親。

「他人との違いを認識することで自分をかたどっているのね。」 とミサト。そしてレイが言う。

あぁ、遅刻遅刻。初日から遅刻じゃかなりやばいって感じだよね。

シンジの心に現れた一つの世界。エヴァのパイロットではない世界。シンジとアスカが幼馴染の世界。学校へ走って行きながら今日来る転校生の話をしている。

あ痛たたたっ…。あっ!ごめんね!マジで急いでたんだ。ホントごめんね〜。

食パンを口にくわえて走るレイ。曲がり角で走ってきたシンジとぶつかる。

綾波レイです、ヨロシク!!

教室でミサト先生が転校生を説明する。「よろこべ男子〜。今日は噂の転校生を紹介する。」

あんた、今朝のパンツ覗き魔!!

「あっ」とシンジとレイがお互いを発見する。

あんたこそ何この子すぐかばっちゃってさ、何できてるわけ二人?

「あんたがシンジに勝手に見せたんじゃない!」とシンジをかばうアスカ。

雨の日は、憂鬱。

もとの世界に戻ったシンジ。「そうだ、これも一つの世界、僕の可能性。今の僕が僕そのままでない色々な僕自身があり得るんだ。そうだ、エヴァのパイロットでない僕もあり得るんだ。」シンジの周りにみんなが現れる。「晴れの日は気分良く。」とミサト。対してレイが言う。

自分が嫌いな人は、他人を好きに、信頼するようになれないわ。

「そう教えられたらそう思い込んでしまう。」とアスカ。「ただお前は人に好かれることに慣れていないだけだ。」とゲンドウ。「だからそうやって人の顔色ばかり伺う必要なんてないのよ。」とミサト。「でも、みんな僕が嫌いじゃないのかな?」と問いかけるシンジ。「あんたバカァ!?あんたが一人でそう思い込んでるだけじゃないの。」とアスカが答える。「でも、僕は僕が嫌いなんだ。」とシンジ。優しく微笑みながらレイがささやく。

おめでとう

シンジの周りを囲むようにみんなが立ち拍手をしながら「おめでとう」と言う。レイも笑顔で拍手しながら言う。


ホルコン攻略〜完全版〜

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